「シリコンバレーから将棋を観る」を日本語に訳そうぜ
本書の全部または一部を、英語はもちろん中国語でも韓国語でもスペイン語でもフランス語でも、どなたが何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします(許諾の連絡も不要です)。
新著「シリコンバレーから将棋を観る」は、何語に翻訳してウェブにアップすることも自由、とします。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
ということらしいので、「シリコンバレーから将棋を観る」を日本語に訳して公開しようぜ。
半分本気、半分冗談で言ってる。
翻訳という言葉の拡大解釈で、揚げ足取りなのはわかってる。ぶっちゃけ、複製しようぜってことだからな。
勢いでwikiでも立ち上げようかと思ったけど、今、個人的に社会的な立場が悪くなるのはヤバいのと、出版社の人たちに迷惑をかけるのは避けたいなと思って自重した。保身に走るなんざ、ぼくも大人になったもんだ。まあ、興味ないってのが本音だけど。
ところで、気になるのは、翻訳された物のライセンスはどうなるのかということ。本人がどういう意図でオープンソースって言ってるのか知らないけど、オープンソースって聞いたら、ライセンスのことを思い浮かべるのが普通。翻訳された物にオープンソースライセンスが適用されるのなら、それをもとに、再度日本語に訳すのは正当なはず。
でもなー、そもそも、オリジナルのソースが自由に手に入らない状態で、どうやって、派生して再頒布するんだよ。
仮に、ぼくが翻訳プロジェクトに参加しようと思ったら、本買わなくちゃいけないわけだよね、それっておかしいと思わない?梅田さん、なんかすげーこと言ってるぞ、みたいに聞こえるけど、ただの販促活動にしか思えない。
「どなたが何語に翻訳してウェブにアップすることも自由」とか言う前に、まず全文をそれにふさわしいライセンスの元で公開するべき。話はそれからだ。それを読んで、価値を見出し、海外に広めたいと思う日本人、もしくは、自国にも広めたいと思う外国人が現れたなら、自然と翻訳プロジェクトがはじまるだろう。「ウェブ上での人体実験」と称するなら、そこまでやって欲しかった。
結論として、ぼくが言いたいのは、「日本のWebは残念」だとか、「翻訳自由」だとか言う前に、「On Lisp」のことも思い出してあげてくださいってこと。すでに前例があるじゃないか。野田さん、そして翻訳に関わった全ての人に、ありがとう。日本ってすげーんだぜ。