ミトニックさんに会って来た

先日申し込んでいた、情報セキュリティ勉強会に行って来た。

なんか、スーツな人が多くて、ロン毛ヒゲ面ハデシャツな奴なんかほとんど居なくて、来る場所を間違えたのかと思って後悔しかけた。だけど、講演が始まるとそんな心配は吹き飛んだ。話の内容はとても深く面白くて、モトローラの携帯のソースを盗んだ話や、実際のソーシャルエンジニアリングの手口の話とか、思わず聞き入ってしまった。

中でも、『悪いことをしたことは認めるし反省しているけど、当時の自分は知的好奇心からハッキングしていた。でも、今ではハッキングは犯罪に結びつくことが多いから、セキュリティの対策が必要。』みたいな事を言ってたのが印象に残った(超要約注意)。

確かに、当時のギークで、フリーキング(電話のタダ掛け)に興味を持たなかった人のほうが少ないんじゃないかと思う。それに、コンピュータ自体が高価で一部のエリートしか触れなかったような時代だし、なんとかして、コンピュータを使いたい、侵入したいって気持ちもわからなくない。

ぼくがコンピュータに興味を持って、プログラミングを始めたころには、自分専用のコンピュータを持っていたし、既にオープンソースという土壌が生まれていて、多種多様なすばらしいソースコードも育っていた。だから、 欲しい情報はすべて公開されているように思えたし、何不自由無くそれにアクセスする事が出来た。書籍も充実していたし、インターネットの普及や、検索エンジンの進化も一役買っていただろう。

そういう訳で、今まで、クラッキングとかソーシャルエンジニアリングなんかには、それほど興味がなかったんだけど、セキュリティを考える上では、やっぱり知識として持ってなきゃダメだなと思った。これを機会に、まずは彼の著書を読むところから始めて見ようかと思う。

欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法 ハッカーズ その侵入の手口 奴らは常識の斜め上を行く